新NISAの上限はいくら?2026年は年間360万円・生涯1,800万円まで

新NISAの上限・限度額を2026年版で整理。年間360万円と生涯1,800万円の違い、つみたて投資枠120万円・成長投資枠240万円、未使用枠の扱い、売却後の枠の復活まで初心者向けに解説します。
この記事でわかること
- ✔2026年時点の新NISAは年間最大360万円まで投資できる
- ✔年間360万円の内訳は、つみたて投資枠120万円・成長投資枠240万円
- ✔非課税で保有できる取得金額ベースの上限は1,800万円
- ✔成長投資枠だけで使える非課税保有限度額は1,200万円
- ✔使わなかった年間投資枠は翌年へ繰り越せない
- ✔売却した商品の取得金額分は翌年以降に再利用できる
- ✔年間360万円は上限であり、毎年使い切る必要はない
結論|2026年の新NISAは年間360万円・生涯1,800万円まで
2026年時点の新NISAでは、1年間に最大360万円まで投資できます。内訳は、つみたて投資枠が年間120万円、成長投資枠が年間240万円です。
一方、NISAで非課税のまま保有できる取得金額ベースの上限は1,800万円です。ただし、そのうち成長投資枠だけで使えるのは1,200万円までです。
年間360万円は、毎年投資しなければならない金額ではありません。月5万円なら年間60万円、月10万円なら年間120万円です。まずは制度上の上限と、自分が実際に投資する金額を分けて考えましょう。
- 年間投資枠:最大360万円
- つみたて投資枠:年間120万円
- 成長投資枠:年間240万円
- 非課税保有限度額:最大1,800万円
- 成長投資枠だけで使える非課税保有限度額:1,200万円
年間360万円と生涯1,800万円は何が違う?
新NISAで混乱しやすいのが、「年間360万円」と「生涯1,800万円」の違いです。
年間360万円は、1年間に新しく投資できる金額の上限です。1,800万円は、NISAで非課税保有できる商品の取得金額を合計した上限です。
つまり、「1年でいくら買えるか」と「NISA全体でいくらまで持てるか」は別の話です。
- 年間投資枠:その年に新しく投資できる金額
- 非課税保有限度額:NISAで非課税保有できる取得金額の総額
- 年間投資枠は最大360万円
- 非課税保有限度額は最大1,800万円
補足
1,800万円は時価評価額ではなく、購入したときの取得金額をもとに管理されます。
2026年末までに新規投資できるのは最大1,080万円
現在のNISAは2024年に始まりました。年間投資枠360万円を2024年・2025年・2026年の3年間すべて使った場合でも、新規投資額の合計は最大1,080万円です。
そのため、2026年時点では、2024年以降のNISAだけで1,800万円の非課税保有限度額を使い切る段階にはまだ達していません。
1,800万円は長期で使う総枠、360万円は1年ごとの上限と考えると整理しやすくなります。
- 2024年:最大360万円
- 2025年:最大360万円
- 2026年:最大360万円
- 3年間の合計:最大1,080万円
年間360万円の内訳はつみたて120万円・成長240万円
新NISAには、つみたて投資枠と成長投資枠の2つがあります。同じ年に両方を使うことができます。
つみたて投資枠は年間120万円、成長投資枠は年間240万円です。2つを最大まで使うと、1年間の投資額は360万円になります。
たとえば、つみたて投資枠で投資信託を積み立てながら、成長投資枠で個別株やETFを買うといった使い分けもできます。
- つみたて投資枠:年間120万円まで
- 成長投資枠:年間240万円まで
- 2つの投資枠は併用できる
- 年間合計では最大360万円まで
月3万円・5万円・10万円なら年間いくら使う?
年間360万円という数字だけでは、自分がどのくらいNISA枠を使うのかイメージしにくいかもしれません。
毎月の投資額に置き換えると、年間投資枠との距離が見えやすくなります。
- 月1万円:年間12万円
- 月3万円:年間36万円
- 月5万円:年間60万円
- 月10万円:年間120万円
- 月20万円:年間240万円(2つの投資枠を合わせて使う場合)
- 月30万円:年間360万円(2つの投資枠を最大まで使う場合)
補足
毎月同額で年間360万円を使うなら、つみたて投資枠で月10万円、成長投資枠で月20万円を使うと年間360万円になります。
使わなかった年間投資枠は翌年に繰り越せる?
使わなかった年間投資枠を、翌年の年間投資枠に上乗せすることはできません。
たとえば2026年に100万円だけ投資して260万円分を使わなかったとしても、その260万円が2027年の年間投資枠に追加されるわけではありません。
年間360万円はあくまで1年ごとの上限です。使い切れなかったからといって、翌年にまとめて取り戻す必要もありません。
補足
年間投資枠と、売却によって翌年以降に再利用できる非課税保有限度額は別の仕組みです。
生涯1,800万円は運用益を含む?
1,800万円の非課税保有限度額は、現在の時価ではなく、商品を購入したときの取得金額をもとに管理されます。
たとえばNISAで100万円分の商品を買い、その後150万円まで値上がりしても、使っている非課税保有限度額は100万円分です。
値上がりによって評価額が増えても、その増加分が1,800万円の枠を新たに消費するわけではありません。
注意点
1,800万円は運用益を含めた評価額の上限ではなく、取得金額ベースの非課税保有限度額です。
つみたて投資枠だけで1,800万円使うこともできる
1,800万円の非課税保有限度額は、必ずつみたて投資枠と成長投資枠の両方を使って埋める必要はありません。
つみたて投資枠だけを使い続けて、1,800万円まで利用することもできます。
一方、成長投資枠だけで使える非課税保有限度額は1,200万円までです。そのため、成長投資枠だけで1,800万円すべてを使うことはできません。
- つみたて投資枠だけで1,800万円まで利用できる
- 成長投資枠だけの場合は1,200万円まで
- 2つの投資枠を組み合わせて使うこともできる
NISAの商品を売却すると枠はどうなる?
NISAで保有している商品を売却すると、その商品の取得金額分だけ非課税保有限度額が空き、翌年以降に再利用できます。
たとえば100万円で購入した商品を売却した場合、翌年以降に100万円分の非課税保有限度額を再び利用できます。150万円で売れたとしても、復活するのは取得金額である100万円分です。
ただし、売却した年の年間投資枠が元に戻るわけではありません。その年に使った年間投資枠は、売却しても再利用できません。
補足
売却で再利用できるのは非課税保有限度額です。復活するのは翌年以降で、取得金額をもとに計算されます。
新NISAの年間360万円は使い切るべき?
年間360万円は、1年間に投資できる上限額です。使い切ること自体が目的ではありません。
たとえば月5万円を積み立てるなら年間60万円です。年間投資枠は300万円残りますが、それだけでNISAの使い方が間違っているわけではありません。
年間360万円という数字から投資額を逆算するのではなく、生活費や近いうちに使う予定のお金を考慮したうえで、継続できる金額を決めます。
- 年間360万円を使い切る必要はない
- 制度の上限と自分の投資額は分けて考える
- 家計から継続できる金額を決める
- 投資額を増やす場合も生活資金とのバランスを確認する
上限がわかったら、次は毎月の投資額を決める
新NISAの上限を理解したあとに考えたいのは、「自分は毎月いくら投資するか」です。
月3万円なら年間36万円、月5万円なら年間60万円、月10万円なら年間120万円です。制度上の360万円に合わせるより、自分が継続できる月額から考えたほうが実際の使い方は見えやすくなります。
毎月の投資額が決まったら、その次に、つみたて投資枠と成長投資枠の使い分けや購入する商品を考えていきます。
まとめ|新NISAの上限は年間360万円・生涯1,800万円
2026年時点の新NISAでは、年間最大360万円まで投資できます。内訳は、つみたて投資枠120万円・成長投資枠240万円です。
非課税保有限度額は取得金額ベースで最大1,800万円。そのうち、成長投資枠だけで使えるのは1,200万円までです。
使わなかった年間投資枠は翌年へ繰り越せません。一方、保有商品を売却した場合は、その商品の取得金額分の非課税保有限度額を翌年以降に再利用できます。
上限額を確認したら、次は自分が毎月継続できる投資額を決める段階です。
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NISAは毎月いくら積み立てるべきか確認する注意書き
本記事は、2026年時点のNISAの上限・限度額を初心者向けに整理したものであり、特定の金融商品や証券会社の利用を推奨するものではありません。
NISA制度や対象商品などは変更される可能性があります。実際に利用する際は、金融庁や利用する金融機関の最新情報も確認してください。