NISAで何を買うべき?初心者向けにおすすめ商品と選び方を解説

NISAで何を買うべきか迷う人向けに、投資信託・ETF・個別株の違い、つみたて投資枠と成長投資枠の商品選び、比較ポイントを初心者向けに解説します。
この記事でわかること
- ✔NISAで何を買うかは、商品名より先に投資目的と商品タイプを決める
- ✔つみたて投資枠では、対象となる投資信託やETFから投資先・コスト・値動きを比較する
- ✔成長投資枠では、対象となる投資信託・ETF・個別株などを選べる
- ✔投資信託・ETF・個別株では、分散のしやすさや売買方法、確認すべきリスクが異なる
- ✔全世界株式や米国株式などの名称だけでなく、実際にどこへ投資している商品かを確認する
- ✔買いたい商品タイプが決まったら、その商品を扱う証券会社を比較する
結論|NISAで何を買うかは「目的」と「商品タイプ」から決める
NISAで何を買うか迷ったら、最初から具体的な商品名を1つに決める必要はありません。まず、長期の資産形成を目的に積み立てたいのか、ETFを使いたいのか、個別企業へ投資したいのかを整理します。
積立を中心に考えるなら、つみたて投資枠の対象となる投資信託などが比較候補になります。ETFや個別株を使いたい場合は、成長投資枠の対象商品から候補を確認します。
どの商品タイプでも値下がりする可能性があります。『NISAだから安全』ではなく、何に投資する商品なのか、どのような値動きが想定されるのかを確認してから選びます。
- 積立中心で資産形成したい:投資信託などを比較する
- 市場で売買できる分散商品を使いたい:ETFを比較する
- 特定企業へ投資したい:個別株を比較する
- 配当を重視したい:配当だけでなく企業ごとのリスクも確認する
- 優待を重視したい:優待内容だけでなく必要投資額や業績も確認する
NISAでは何を買える?主な商品タイプを整理
NISAでは、投資枠によって購入できる商品の範囲が異なります。
つみたて投資枠では、長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託やETFが対象です。成長投資枠では、対象となる上場株式、ETF、投資信託、REITなどへ投資できます。
高配当株や株主優待株は独立した商品種類ではなく、個別株の中で配当や株主優待といった特徴を持つ銘柄です。
- 投資信託:複数の資産や銘柄をまとめて運用する商品
- ETF:証券取引所に上場し、市場で売買できる投資信託
- 個別株:特定の企業へ直接投資する
- REIT:不動産へ投資する上場商品
補足
NISAで購入できる商品には条件があります。同じ投資信託や上場商品でも、すべてがNISAの各投資枠の対象になるわけではありません。
つみたて投資枠では何を比較すればいい?
つみたて投資枠で商品を探す場合は、『人気の商品はどれか』よりも、何に投資する商品なのかを先に確認します。
たとえば株式型でも、世界全体へ投資するもの、米国を中心に投資するもの、日本を中心に投資するものなどがあります。株式だけでなく複数の資産を組み合わせるバランス型もあります。
似た名称の商品でも投資対象や運用方法、信託報酬などは異なります。商品名だけではなく、中身を比較します。
- 投資対象:どの国・地域・資産へ投資するか
- 運用方法:インデックス型かアクティブ型か
- 資産構成:株式だけか、複数資産を含むか
- コスト:信託報酬など継続してかかる費用はいくらか
- 値動き:どのような要因で価格が上下するか
補足
全世界株式型や米国株式型は商品タイプの一例です。どちらかが全員にとって正解というわけではなく、投資対象やリスクを理解できるかで比較します。
成長投資枠では何を選べる?
成長投資枠では、対象となる投資信託に加えて、ETFや個別株なども選択肢になります。
つみたて投資枠と成長投資枠は併用できますが、両方を必ず使う必要はありません。買いたい商品がつみたて投資枠だけで足りる場合に、成長投資枠を使い切るためだけに商品を追加する必要はありません。
個別株を選ぶ場合は、投資信託とは異なり、1社ごとの業績や財務、配当、事業リスクなどを確認する必要があります。
- 投資信託:成長投資枠の対象商品から選ぶ
- ETF:投資対象・コスト・分配金・売買方法を確認する
- 個別株:企業ごとの業績や株価変動リスクを確認する
- REIT:不動産市場や金利などの影響も確認する
- 使わない投資枠を無理に埋めない
投資信託・ETF・個別株は何が違う?
NISAの商品選びでは、投資信託・ETF・個別株の違いを理解すると候補を絞りやすくなります。
投資信託とETFは、1つの商品を通じて複数の銘柄へ投資できるものがあります。一方、個別株は選んだ企業の業績や株価変動の影響を直接受けます。
どれが優れているかではなく、自分がどの程度管理できるか、どのような投資をしたいかで使い分けます。
- 投資信託:積立設定を利用しやすく、商品内で分散できるものがある
- ETF:市場価格を見ながら売買し、複数銘柄へまとめて投資できるものがある
- 個別株:投資先企業を自分で選び、企業固有の値動きや業績の影響を受ける
NISAで商品を選ぶ4ステップ
商品名やランキングから探し始めると、なぜその商品を持つのかが曖昧になりやすくなります。
先に目的と商品タイプを決め、そのあとに同じタイプの商品同士を比較します。
- 1老後資金など、何のために投資するのか決める
- 2投資信託・ETF・個別株など、使う商品タイプを決める
- 3投資対象・コスト・値動き・リスクを同じ条件で比較する
- 4その商品が利用するNISA投資枠の対象か確認する
注意点
『NISA対象だから買う』のではなく、投資目的に合う商品がNISA対象かという順番で確認してください。
NISAの商品選びで避けたい3つ
商品数を増やせば自動的に分散できるわけではありません。複数の商品を持っていても、中身を見ると同じ国や同じ企業へ重複して投資している場合があります。
また、NISAの年間投資枠が残っていること自体は、追加で投資する理由にはなりません。
- SNSや人気ランキングだけで商品を決める
- 投資先が重複した似た商品を何本も買う
- 非課税枠を使い切るためだけに商品を追加する
注意点
NISAは運用益などを非課税にする制度であり、元本を保証する制度ではありません。生活費や近い将来使う予定の資金まで投資へ回さないようにします。
NISAで個別株を買いたい場合は何を確認する?
成長投資枠で個別株を買う場合は、配当利回りや株主優待だけで銘柄を決めないようにします。
個別株では、投資した企業の業績悪化、減配、株価下落などの影響を直接受けます。複数の商品をまとめて保有する投資信託とは確認ポイントが異なります。
NISAでは損失が出た場合の扱いも課税口座とは異なるため、個別株へ投資する前に制度上の注意点まで確認しておきます。
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買いたい商品タイプが決まったら証券会社を確認する
投資信託・ETF・個別株のどれを使いたいかが決まったら、次にその商品をNISAで扱っている証券会社を確認します。
証券会社によって取扱商品や売買方法、積立設定、各種サービスなどが異なります。商品を決める前に証券会社だけを選ぶのではなく、自分が使いたい商品や投資方法と合わせて比較します。
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まとめ|商品名より「何に投資するか」から決める
NISAで何を買うか迷ったら、具体的な商品名を探す前に、投資目的と商品タイプを決めます。
積立中心ならつみたて投資枠の対象商品、ETFや個別株なども使うなら成長投資枠の対象商品を確認し、投資対象・コスト・値動き・リスクを比較します。
買いたい商品タイプが決まったら、次にNISAで利用する証券会社を比較しましょう。
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NISAで使う証券会社の選び方を確認する注意書き
本記事は、NISAで購入する商品の種類や比較方法を初心者向けに整理するものであり、特定の金融商品や銘柄の購入を推奨するものではありません。
NISAの対象商品や制度、金融商品の内容、手数料などは変更される可能性があります。投資判断を行う前に、金融庁、運用会社、証券会社などの最新情報を確認してください。