NISA口座と証券口座の違いは?総合口座との関係を初心者向けに解説

NISA口座と証券口座の違いを初心者向けに解説。総合口座との関係、NISA口座だけ作れるのか、証券会社選びで迷いやすいポイントを整理します。
この記事でわかること
- ✔証券口座は投資商品を売買するための基本口座
- ✔NISA口座は一定の範囲内で利益が非課税になる制度上の口座
- ✔多くの場合、証券会社の総合口座を作ったうえでNISA口座を申し込む
- ✔NISA口座は1人1金融機関までなので、どこで開設するかが大切
- ✔銀行と証券会社では、商品数や使いやすさが異なるため比較して選びたい
結論
NISA口座と証券口座は、同じものではありません。
証券口座は、株式や投資信託などを売買するための基本となる口座です。一方、NISA口座は、一定の範囲内で投資の利益が非課税になる制度上の口座です。
初心者向けに言うと、証券口座という土台の上に、NISAという非課税で投資できる枠が乗っているイメージです。
そのため、NISAを始めたい場合も、多くのケースではまず証券会社の総合口座を開設し、そのうえでNISA口座を申し込みます。
- 証券口座:投資商品を売買するための基本口座
- 総合口座:証券会社で取引するためのメイン口座
- NISA口座:利益が非課税になる制度上の口座
- 特定口座:NISA枠を使わない課税取引で使うことが多い口座
- NISA口座は1人1金融機関まで
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証券口座とは?
証券口座とは、株式、投資信託、ETFなどの投資商品を買ったり売ったりするための口座です。
銀行口座がお金を預けたり引き出したりする口座だとすると、証券口座は投資商品を保有するための口座です。
証券会社で口座を開設すると、入金、商品検索、買付、売却、保有商品の確認などができるようになります。
NISAを使う場合でも、まずはこの証券口座が土台になります。
- 株式を買う
- 投資信託を買う
- ETFを買う
- 保有商品や損益を確認する
- 配当金や分配金を受け取る
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NISA口座とは?
NISA口座とは、NISA制度を使って投資するための口座です。
NISAでは、一定の投資枠の中で購入した投資商品から得られる売却益や配当金、分配金などが非課税になります。
通常、投資で利益が出ると税金がかかりますが、NISA口座で条件を満たしている場合、その利益に税金がかかりません。
ただし、NISA口座で買える商品や投資枠にはルールがあります。何でも自由に非課税で買えるわけではありません。
- 投資の利益が非課税になる制度上の口座
- つみたて投資枠と成長投資枠がある
- 年間投資枠や非課税保有限度額がある
- 買える商品には条件がある
- 1人1金融機関までしか開設できない
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総合口座との関係
証券会社で口座開設をするときに出てくる「総合口座」は、その証券会社で投資をするための基本口座です。
NISA口座は、この総合口座の中にある非課税投資用の口座と考えるとわかりやすいです。
たとえば、同じ証券会社の画面の中で、課税口座で買うのか、NISA口座で買うのかを選ぶようなイメージです。
そのため、NISAを始めたい人も、まず総合口座を作り、あわせてNISA口座を申し込む流れになることが多いです。
- 総合口座は証券会社で取引するためのメイン口座
- NISA口座は非課税で投資するための口座
- 特定口座は課税取引で使うことが多い口座
- 同じ証券会社の中で使い分ける
NISA口座だけ作れるの?
NISAを使いたいと思ったときに、「NISA口座だけ作ればいいの?」と迷う人は多いです。
実際には、NISA口座だけを単独で持つというより、証券会社や銀行などの金融機関で取引用の口座を作り、その中でNISA口座を申し込む形が一般的です。
証券会社では、総合口座の開設と同時にNISA口座を申し込める場合があります。
ただし、NISA口座は税務署での確認が関係するため、総合口座の開設とNISA口座の利用開始に時間差が出ることもあります。
- 総合口座とNISA口座を同時に申し込める場合がある
- NISA口座だけで独立して使うというより、取引口座の中で使う
- 総合口座が開設できても、NISA利用開始まで時間がかかる場合がある
- NISAで買える状態かログイン後に確認する必要がある
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NISA口座は1人1金融機関まで
NISA口座で特に大切なのは、1人1金融機関までという点です。
たとえば、楽天証券でNISA口座を開設し、同じ年にSBI証券でもNISA口座を使う、というような使い方はできません。
また、つみたて投資枠はA社、成長投資枠はB社、というように金融機関を分けて使うこともできません。
金融機関の変更はできる場合がありますが、年単位の手続きになるため、最初にどこでNISAを使うかは丁寧に選びたいところです。
- NISA口座は1人1金融機関まで
- つみたて投資枠と成長投資枠を別々の金融機関で使うことはできない
- 金融機関変更は年単位で考える必要がある
- すでに買付している場合は変更できる時期に注意する
補足
NISA口座の金融機関変更には手続きや期間の条件があります。実際に変更する場合は、利用中の金融機関と変更先の公式情報を確認しましょう。
銀行と証券会社の違い
NISA口座は、銀行や証券会社などで申し込めます。
ただし、投資信託の商品数、個別株の取扱い、アプリの使いやすさ、クレカ積立、ポイント投資などは金融機関によって違います。
銀行は普段使っている安心感がありますが、個別株やETFを買いたい場合は証券会社の方が選択肢が広いことがあります。
一方で、投資に不慣れで対面相談を重視したい人は、銀行や店舗型の金融機関が合う場合もあります。
- 証券会社は投資商品の選択肢が広い傾向がある
- ネット証券は手数料や商品数で比較されやすい
- 銀行は普段使いの安心感がある
- 個別株を買いたいなら証券会社を確認したい
- クレカ積立やポイント投資は金融機関ごとに違う
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証券会社選びが重要な理由
NISA口座は1人1金融機関までなので、どの証券会社で始めるかは意外と大切です。
もちろん、あとから金融機関を変更できる場合はあります。しかし、変更手続きには時間がかかり、すでに買った商品をそのまま移せないケースもあります。
初心者の場合は、商品数や手数料だけでなく、画面の見やすさ、積立設定のしやすさ、サポート情報のわかりやすさも確認しておくと安心です。
- NISA対象商品のラインナップ
- 投資信託の選びやすさ
- クレカ積立の対応状況
- スマホアプリの使いやすさ
- 手数料やポイント制度
- 初心者向けの情報の見やすさ
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初心者が迷ったときの考え方
NISA口座と証券口座の違いで迷ったら、まずは目的を分けて考えると整理しやすいです。
投資をするために必要なのが証券口座、その中で非課税制度を使うためのものがNISA口座です。
NISAを使う予定があるなら、最初からNISA口座も同時に申し込むと流れはわかりやすくなります。
一方で、まだどの金融機関にするか迷っている場合は、NISA口座を急いで決めず、比較記事や公式情報を確認してから進めてもよいでしょう。
- NISAを使う予定があるか
- 投資信託中心か、個別株も買いたいか
- クレカ積立を使いたいか
- スマホだけで管理したいか
- 将来、配当株や株主優待にも興味があるか
よくある失敗
よくある失敗は、NISA口座と証券口座を同じ意味だと思ってしまうことです。
また、NISA口座を開設したつもりでも、実際には総合口座だけが開設されていて、NISAはまだ確認中というケースもあります。
さらに、NISA口座は1人1金融機関までなので、何となく選んだあとに別の証券会社で始めたくなり、手続きが面倒に感じることもあります。
- 総合口座だけ開設して、NISA口座の申込を忘れる
- NISAで買ったつもりが特定口座で買っていた
- つみたて投資枠と成長投資枠を別の金融機関で使えると思っていた
- 商品数を確認せずにNISA口座を作った
- 口座開設後にNISAで買える状態か確認していなかった
次にやること
NISA口座と証券口座の違いがわかったら、次はどの金融機関でNISAを始めるかを考えましょう。
特に初心者の場合は、投資信託を積み立てたいのか、個別株やETFにも興味があるのかで選び方が変わります。
また、口座開設後はNISA口座が使える状態になっているか、買付画面でどの口座を選んでいるかも確認しておくと安心です。
- NISAで投資信託を買うか、個別株も買うか考える
- NISA向けの証券会社を比較する
- 総合口座とNISA口座を申し込む流れを確認する
- 口座開設後にNISAで買える状態か確認する
- 最初に買う商品を焦らず整理する
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まとめ
証券口座は、株式や投資信託などを売買するための基本口座です。
NISA口座は、一定の投資枠の中で利益が非課税になる制度上の口座です。
NISAを始める場合、多くのケースでは証券会社の総合口座を開設し、その中でNISA口座を申し込みます。
NISA口座は1人1金融機関までなので、商品数、使いやすさ、クレカ積立、個別株の取扱いなどを比較して選ぶことが大切です。
違いを理解しておくと、口座開設画面や買付画面で迷いにくくなります。