総合利回りとは?配当利回り+優待利回りの計算方法を初心者向けに解説

総合利回りとは、配当利回りと優待利回りを合わせて見た利回りのことです。計算方法、配当利回り・優待利回りとの違い、優待を額面どおり評価しない考え方、優待株を比較するときの注意点を初心者向けに解説します。
この記事でわかること
- ✔総合利回りとは、配当利回りと優待利回りを合わせて見る目安
- ✔総合利回りは、年間配当と自分が使える優待価値を投資金額で割って計算できる
- ✔株主優待は額面どおりの価値になるとは限らない
- ✔総合利回りが高くても、株価下落・減配・優待変更のリスクは別に確認する
- ✔総合利回りを理解したあとは、実際の優待株を同じ基準で比較する
結論|総合利回りとは、配当利回りと優待利回りを合わせた目安
総合利回りとは、配当利回りと優待利回りを合わせて見た利回りのことです。
たとえば、配当利回りが3%、優待利回りが2%なら、単純計算では総合利回りは5%です。
株主優待がある銘柄について、配当と優待を合わせてどれくらいの利回りになるかを見るときに使います。
ただし、優待は現金とは違い、実際に使えるかどうかで価値が変わります。総合利回りの数字だけでなく、優待の使いやすさや配当、株価なども分けて確認する必要があります。
- 総合利回り = 配当利回り + 優待利回り
- 配当利回り3% + 優待利回り2% = 総合利回り5%
- 配当と優待を合わせた利回りを見る目安になる
- 優待価値は人によって変わる
- 総合利回りが高いだけで安全とは判断できない
総合利回りはどう計算する?
総合利回りは、配当利回りと優待利回りを足す方法か、年間配当と優待価値を合計して投資金額で割る方法で計算できます。
たとえば、投資金額が100,000円、年間配当が3,000円、自分が実際に使える優待価値が2,000円なら、配当と優待の合計は5,000円です。
5,000円 ÷ 100,000円 × 100 = 5%となるため、この場合の総合利回りは5%です。
- 総合利回り = 配当利回り + 優待利回り
- または、総合利回り =(年間配当金 + 自分が使える優待価値)÷ 投資金額 × 100
- 投資金額:100,000円
- 年間配当:3,000円
- 自分が使える優待価値:2,000円
- 総合利回り:5%
補足
優待は額面どおりではなく、自分が実際に使える価値で考えると、総合利回りと実感のズレを小さくできます。
配当利回り・優待利回り・総合利回りは何が違う?
3つの利回りは、何をリターンとして見るかが違います。
配当利回りは、投資金額に対してどれくらいの配当金を受け取れるかを見る割合です。配当は現金で受け取るため、銘柄同士を比較しやすい特徴があります。
優待利回りは、株主優待の価値を投資金額に対する割合で見たものです。食事券、商品、割引券などは使う人によって実際の価値が変わります。
総合利回りは、この2つを合わせて見るための目安です。
- 配当利回り:配当金を基準に見る
- 優待利回り:株主優待の価値を基準に見る
- 総合利回り:配当と優待を合わせて見る
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株主優待は額面どおりの価値とは限らない
総合利回りを計算するときは、株主優待を現金と同じ価値で見ないことが重要です。
たとえば5,000円分の食事券でも、近くに利用できる店舗がなかったり、普段使わない店だったりすれば、5,000円をそのまま受け取るのとは違います。
割引券も、対象の商品やサービスを利用しなければ価値は0円です。
そのため、優待利回りや総合利回りでは、額面ではなく『自分なら実際にいくら分使えるか』で考える方が現実的です。
- 普段使う店舗で利用できるか
- 有効期限内に使い切れるか
- 利用条件や最低購入金額がないか
- 自分がもともと利用する商品・サービスか
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総合利回りが高いときに確認したい3つのこと
総合利回りが高い銘柄でも、数字だけで判断することはできません。
特に確認したいのは、株価、配当、株主優待の3点です。
- 1株価が下がった結果、利回りだけが高く見えていないか確認する
- 2現在の配当を今後も維持できそうか、業績や株主還元方針を確認する
- 3株主優待の内容や条件が変更・廃止される可能性を確認する
注意点
総合利回りが高い=損をしにくい、という意味ではありません。株価が下落すれば、配当や優待でもらえる金額以上の評価損が出ることがあります。
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総合利回りで優待株を比べる手順
総合利回りは、数字を出して終わりではなく、複数の優待株を同じ条件で比べるときに使うと整理しやすくなります。
次の順番で確認すると、利回りだけに引っ張られずに候補を比較できます。
- 1株価と必要投資額を確認する
- 2年間配当と、自分が使える優待価値を確認する
- 3配当利回り・優待利回り・総合利回りを計算する
- 4優待の利用条件・有効期限・保有条件を確認する
- 5業績、株価下落、減配、優待変更のリスクを確認する
補足
総合利回りは銘柄を比較するための入口です。最終的な判断では、必要投資額や優待の使いやすさ、企業の状況も分けて確認します。
自分に合う優待を見つける
同じ金額の株主優待でも、自分が使う内容かどうかで実際の価値は変わります。
外食をよく利用する人と、日用品や金券を使いやすい人では、同じ優待でも評価が変わります。
どのような優待が使いやすいか迷う場合は、先に優待のタイプを整理してから銘柄を見る方法もあります。
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総合利回りを理解したら、実際の優待株を比較する
総合利回りの計算方法がわかったら、次は実際の銘柄を同じ基準で比べてみます。
配当利回りや優待内容だけではなく、必要投資額、優待の使いやすさ、業績や株価下落のリスクも合わせて見ると、数字だけで候補を選びにくくなります。
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まとめ|総合利回りは数字と中身をセットで見る
総合利回りとは、配当利回りと優待利回りを合わせて見た利回りです。
基本的には『配当利回り + 優待利回り』で計算できますが、株主優待は額面どおりの価値になるとは限りません。
総合利回りを銘柄比較の入口として使い、必要投資額、優待の使いやすさ、配当、業績、株価下落や優待変更のリスクまで確認して候補を比べます。
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